安倍インパクト翌日、週末を迎えた為替市場はどう動くか。

昨日はやられました。 

昨日の朝は相場感として方向はあくまで下で前日高値を超えるか注視という記事を書きました。
※詳しくは下記の記事参照

ドル/円の不気味に長すぎる陽線。 今日は昨日の高値を越えるか?

結果としては高値を超えるどころか凄い勢いで上昇してしまいました。 原因は安倍インパクトですね。『無制限金融緩和』『マイナス金利』の発言です。寝言を言ってしまったのかな?と感じたのですが何か確信でもあるのですかね? 日銀への金融緩和圧力はこれまでも掛けていたはずなので民主党から自民党になったからといって状況が変わると思えません。 よほど関係者に甘い汁がもたらされるような取引条件でも提示されれば別ですけどね。 必要性を踏まえて段階的な感じでの政策提示なら問題ないのですが誰かから聞いてきたようなビッグキーワードを発射してきました。 確かに実現すれば円安材料ですが実現するんでしょうか? 今の状況の賞味期限がどのくらいの持続性があるかですね。

安倍氏が叫んだところで明日金融緩和な訳ではないです。 東京市場で同意づかなけらば一触即発の危険なところに居ると思います。 日本も海外と同じ反応をみせれば下値は固まるでしょうが、それが無ければ暴落が待っています。 ここの記事でも何度か記事の中で触れていますが11~12月に掛けては海外企業の決算を控えています。 今は無理やり円売りを仕掛けてきている海外のヘッジファンドもクリスマス前には利益を確定してきます。 去年の同時期では10月には円安に動きましたが11月に入ってからは翌年1月の中旬まで円高のトレンドが続いています。 去年とは状況は違いますが去年も一昨年もクリスマス前には為替市場も静かになって下降していたような記憶があります。 それが今の時期でこれだけ日本の政治家の発言で為替が動くというのは利益がやばいファンドが多いのかなと思います。 

今日ですが引き続き売り目線です。 ユーロ/円を追っていますがボリンジャーバンドのセンターバンドやMACDシグナルが明確に上向きにならなければ買い目線への変更はありません。 現状では上げすぎ感があるので買いづらいです。 かといって売りを積極的に責めるためにはチャートの判断が難しいです。 とにかく一旦下がればチャートの整合性が取れると思うので下がり方やチャートから本来のレートを予想していくのが懸命かと思います。

しかし!
私はすでにユーロ/円の売りを仕掛けました。 かなりの逆張りなんですが60分足でMACD、ストキャスティクスが共にデッドクロスを形成しているからです。 もっと強い売りシグナルと判断するためにはセンターバンドの傾きが下向きになればいいのですが急激な上げであてにしてよいかわからないのでオシレーター系の指標で仕掛けます。 実は昨日も全く同じ条件で下落を予想していたのですが例の発言でポシャリました。 損切りのラインは浅めにして103.9円です。 利益確定ですけど103.5円からの動きで判断したいと思います。 そこからさらに下落するなら102.8円→102.5円→102円といった感じでしょうか。引き金は海外勢の利益確定売りで何処まで下げるかは高値のロングを掴んだ投資家のパニック売りにかかってると思います。 安倍インパクトの影響がここまでと判断すればユーロ/円はここ半年の高値圏にいるわけですから上抜けしないと信じてトレードします。

 

 

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