ドル/円の不気味に長すぎる陽線。 今日は昨日の高値を越えるか?

昨日の為替はドル/円を主導にクロス/円が笑ってしまうくらい大きく上昇しましたね。 ドル/円は1円近くあげて日足で不気味な長い陽線を作っています。

これはいくらなんでもヤリスギですね。昨日は『今日も頑張るFX!ユーロ/円はやっぱり下で考える。』の記事で5日連続陰線だから反発警戒みたいな事を書きましたけど、ここまでの強烈な動きは予想外ですね。こうなってくると短期的なチャートにどのくらいの的中率があるかどうか微妙です。 もっと正確に言うなら短期的なチャートでトレードをしていても事が起きるのが一瞬というパターンは乗った時にはすでに終了していたり予定通り進んでいると思ったら一瞬で逆に行ってしまったりと参入も約定もうまくいかないパターンだからです。 セオリー的なコメントだと早めの利益確定で引っ張らずにトレードが安全です的なコメントでしょう。

昨日の動きについてはFX業者から流れてくる市況情報だと日本の衆議院が解散だとかなんだのと後付理由があると思いますけど本当のところは理由なんてないんだと思います。 単純に上昇させたいヤツラが居るって事でしょうね。 日本なんて総理大臣がトイレットペーパーよりも早く交代してるのに今更政局不安なんて材料はどうかと思いますね。 ずっと続いている上昇圧力が強い相場が本物ならユーロ/円はとっくに105円越えてると思うんですよ。 しかしどの通貨も結局は月足の下落トレンドラインまでしか上昇していません。 ドル/円の昨日の上昇は月足のトレンドラインで止まっています。

チャートを見た感じだと長い目で見れば下落するとしか思えません。 しかし短期的に見た場合に買い進めたいヤツらの存在は無視できないです。 いつ諦めるのか?ですよね。 続いてもクリスマスまででしょうね。それまでに本物の円安材料が出てくれば話は別ですけど。 感覚的には買いでも売りでも心臓に悪い状況ですが辛抱してポジションを保有することを前提に考えると売りの方が安心は出来ます。 

ドル/円が主導なのでドル/円のチャートで方向感をみたいのですが汚いチャートが出来上がっていて判断が・・・唯一考えているのはドル/円が何処で下げ始めるかですね。 日足のローソク足の形を見ると昨日は大陽線のわけですが三手打ちの形に似ているのでそこから少しだけ買いの場合と売りの場合の状況を考える事が出来ます。 

三手打ちは下落が続いている相場の中で大陽線が出現して直前3日の値幅を包んでしまう形だそうです。 この形は米大統領選の前後でロングポジションを作って逃げ遅れた人には絶好の逃げ場です。 形的には今日の形が重要です。下落の最中に何らかの情報や要因で相場が急騰しました。 この時点で市場参加者の脳裏は相場が底をうったんか?という考えが浮かびます。 しかし、上げの材料にパワーが無ければ相場に持続性はありません。 情報に今後も相場を押し上げるだけのパワーがなければ為替市場のポジションは一気にロングに傾いているのでさらにロングが増える可能性が低いからです。 なので今日の動きで昨日の高値を越えられないといった場合には再び下落するという予想が立ちます。 今日の東京市場で反応が薄ければ情報自体には相場を押し上げるパワーは無いと判断します。 海外勢が上か下かは別にして、現在の本当の所の方向性だけは確認できる気がしています。

今日は現在のところユーロ/円の売りポジションを持っています。 102円~103.3円にかけて断続的に作りました。 今月は買っているので少し思い切った事をして見ました。 急激な上げはブラフで下落するだろうという考えです。 チャート的には日足ではまだ買いでは無いと思うので売り継続の判断。 注目点は一切戻らず103円を目指すのが思惑通り下げて101.5円に接近するかです。 現在の空気で判断すると下げても101.5円以下は売りを作りづらいです。 

 

 

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