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USD/JPY(ドル/円)のチャートを眺める

2013/10/06

さて休みの間にチラッとチャートを覗いておきましょう。

見るのはUSD/JPY(ドル/円)のチャートです。ドルは基軸通貨ですからドルのチャートを見るのは基本であります。

最近の値動きから考えると上がった下がったと判断するよりはレンジという様相ですが超短期的に見ていれば9/11以降は下落相場です。下落が始まったときはストキャスティクス、MACD共にデッドクロスが確認できています。

さてチャートです。

ドル円の日足チャート

JFX株式会社 の取引ツール(マトリックストレーダー)のチャート(日足)です。

チャートの上はボリンジャーバンド、200日移動平均線、一目の雲、一目の遅行線で構成。下はMACDです。

上のチャートを見る限りでは明らかに売り優勢の相場ではありますが、現在の位置からさらに下値を目指すには市場にはそれなりのパワーが必要になると思います。

売り優勢の相場だと判断できる材料は沢山ありますが私が見てるのはボリンジャーのセンターバンドの傾き、遅行線の位置、MACDです。

上のチャートの緑の線がボリンジャーバンドのセンターバンドですが下向きです。MACDが下向きで0ラインより下。チャートに黄色い丸を囲んだ部分に遅行線がありますが、ローソク足より下の位置になっている。

以上の材料が特に売り優勢だと意識する部分ではありますが、本当に順当に下がるのか?と言った場合にこれから意識するのは200日移動平均線(赤い線)です。現状これは非常に意識されていると思われます。

この200日移動平均線の前後では売り買いの注文が並んで居そうです。下に抜けさせてさらに売りを煽ろうとする連中もいれば、ここを守って上に方向への一定の反発(買い)を狙う連中とそれぞれに思惑があるはずです。

下に抜ければ下値の目処は94円が視野に入ります。94円は直近の安値でもあるのですがチャートに引いたフィボナッチラインで戻りの目安60%ラインもその位置になっています。ちなみにフィボナッチラインはチャート上に引かれている横線です。今は上昇相場ですが何処かで一旦下に戻すときに何処まで下がるのかを予測するために引いているラインです。60%戻すなら94円近辺、50%戻しなら90円の半ばくらいまで戻す可能性があるんだなと頭に入れているわけです。

というわけで現状のドル/円チャートを見てました。

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