ドル/円の不気味に長すぎる陽線。 今日は昨日の高値を越えるか?

2012/11/15

昨日の為替はドル/円を主導にクロス/円が笑ってしまうくらい大きく上昇しましたね。 ドル/円は1円近くあげて日足で不気味な長い陽線を作っています。

これはいくらなんでもヤリスギですね。昨日は『今日も頑張るFX!ユーロ/円はやっぱり下で考える。』の記事で5日連続陰線だから反発警戒みたいな事を書きましたけど、ここまでの強烈な動きは予想外ですね。こうなってくると短期的なチャートにどのくらいの的中率があるかどうか微妙です。 もっと正確に言うなら短期的なチャートでトレードをしていても事が起きるのが一瞬というパターンは乗った時にはすでに終了していたり予定通り進んでいると思ったら一瞬で逆に行ってしまったりと参入も約定もうまくいかないパターンだからです。 セオリー的なコメントだと早めの利益確定で引っ張らずにトレードが安全です的なコメントでしょう。

昨日の動きについてはFX業者から流れてくる市況情報だと日本の衆議院が解散だとかなんだのと後付理由があると思いますけど本当のところは理由なんてないんだと思います。 単純に上昇させたいヤツラが居るって事でしょうね。 日本なんて総理大臣がトイレットペーパーよりも早く交代してるのに今更政局不安なんて材料はどうかと思いますね。 ずっと続いている上昇圧力が強い相場が本物ならユーロ/円はとっくに105円越えてると思うんですよ。 しかしどの通貨も結局は月足の下落トレンドラインまでしか上昇していません。 ドル/円の昨日の上昇は月足のトレンドラインで止まっています。

チャートを見た感じだと長い目で見れば下落するとしか思えません。 しかし短期的に見た場合に買い進めたいヤツらの存在は無視できないです。 いつ諦めるのか?ですよね。 続いてもクリスマスまででしょうね。それまでに本物の円安材料が出てくれば話は別ですけど。 感覚的には買いでも売りでも心臓に悪い状況ですが辛抱してポジションを保有することを前提に考えると売りの方が安心は出来ます。 

ドル/円が主導なのでドル/円のチャートで方向感をみたいのですが汚いチャートが出来上がっていて判断が・・・唯一考えているのはドル/円が何処で下げ始めるかですね。 日足のローソク足の形を見ると昨日は大陽線のわけですが三手打ちの形に似ているのでそこから少しだけ買いの場合と売りの場合の状況を考える事が出来ます。 

三手打ちは下落が続いている相場の中で大陽線が出現して直前3日の値幅を包んでしまう形だそうです。 この形は米大統領選の前後でロングポジションを作って逃げ遅れた人には絶好の逃げ場です。 形的には今日の形が重要です。下落の最中に何らかの情報や要因で相場が急騰しました。 この時点で市場参加者の脳裏は相場が底をうったんか?という考えが浮かびます。 しかし、上げの材料にパワーが無ければ相場に持続性はありません。 情報に今後も相場を押し上げるだけのパワーがなければ為替市場のポジションは一気にロングに傾いているのでさらにロングが増える可能性が低いからです。 なので今日の動きで昨日の高値を越えられないといった場合には再び下落するという予想が立ちます。 今日の東京市場で反応が薄ければ情報自体には相場を押し上げるパワーは無いと判断します。 海外勢が上か下かは別にして、現在の本当の所の方向性だけは確認できる気がしています。

今日は現在のところユーロ/円の売りポジションを持っています。 102円~103.3円にかけて断続的に作りました。 今月は買っているので少し思い切った事をして見ました。 急激な上げはブラフで下落するだろうという考えです。 チャート的には日足ではまだ買いでは無いと思うので売り継続の判断。 注目点は一切戻らず103円を目指すのが思惑通り下げて101.5円に接近するかです。 現在の空気で判断すると下げても101.5円以下は売りを作りづらいです。 

 

 

今日はアメリカの指標がズラリですね。

2012/11/14

そういえば今日はアメリカの指標が22:30からズラリですね。

ズラリとか言っちゃってるし・・・こんなじゃ勝てませんよね。 アメリカの指標といえば米大統領選を過ぎたので今後出てくる指標の数字がどうなっているのか要注目ですね。 先月はあまりに良いタイミングで出来すぎた数字が並びましたからね。

すでに今日はやりすぎ相場の様相なんですが指標でさらに上となったらイカレ相場ですね。 まぁユーロ/円の60分足は上昇を示していたのでチャートを信じればかなりの利益が上がったという結果なんですが、昨日の急減な値動きで作られてしまった感が私の中にあったので素直に買い参入が出来なかったです。 先月は短期のチャートで結構やられてる部分もありますからね。

クロス/円は軒並み大きな上昇を見せて今は停滞していますけど指標を控えてるなのかな? 利食いが入ってる感じがないですね。 今日の指標は怖いですよ。 指標の良し悪しで上下の判断難しいですからね後付で理由は考えられますけど。 結局はそれまで積み上げた市場のポジションとファンドがどちらに動かしたいかですからね。 先月と似た動きだとすると余程悪い数字でも出ない限りは指標発表直後はとにかく上昇して大きく上昇した後は利食いの売りで元のレートに戻る。 でしょうかね。

 

嫌な予感が当たってしまった。

2012/11/14

昼寝して起きたら上がってました。

まさかドル/円が80円近くまで上昇しているとは。 画面を見たらユーロ/円の101.90円ってのが見えてポジションが無かったんですよね。 『おぉ下か~』と思ったら・・・

違いました!!

上に行ってたんですね。 損切りが発動してました。 材料は衆議院解散ですか。 日本に住んでる身としては別にサプライズではないんですけど、海外は凄い反応したってことですね。 最近ポロポロと話題は出てましたしね。 先月のやりづらい相場を思い出します。 海外は決算が近いのでヘッジファンドが足掻いていると先月の記事で書いたような気がしますが、まだ足掻いてるようですね。  どうも相場感関係ない市場の動きに振り回せてる感があります。

しかしやりづらいですね。 今朝の記事『今日も頑張るFX!ユーロ/円はやっぱり下で考える。』で書いたのですがユーロ/円は101.8円までは上げる可能性があると書いています。 予想というより上がった場合の上値の目処でそこから考えると戻り売りを仕掛けたいポイントではあります。 しかし悩みますね。 

衆議院解散の情報に飛びつくように仕掛けられた円売りが急上昇を生み出したわけですが
仕掛け → 急上昇 → 元に戻る
という可能性もあります。 そもそも米大統領選後のユーロ/円のチャートの形はダブルトップやトレンドラインの下方ブレイクといった明らかな売り要素を形成していたので本来はこれほどアッサリと反発してしまうような弱い流れでは無いと思ってるんですよね。 ですが一目の雲のところでもたついた印象は確かにあるんですよ。 とはいえ流れを無視できないのですが上が何処まで進む可能性があるかですね。 

基本はドル/円が主導になると思うんですが80円が限界なのか80.5円とかあるのかですよね。 ドル/円の上値が80.5円到達までに切り返すような動きをみせればヘッドアンドショルダーを形成する動きになります。 今のところ高値圏に二つ山が出来ていて二つ目の山が高い状態ですので最高値の山よりも低い山を今回形成して下落すればヘッドアンドショルダーです。

少しだけユーロ/円売ってみようかな。 急激な上げ結局戻すって動きじゃないんですかコレは。