対円通貨はやや売り優勢ですかね。
ドル円は98円前半。ユーロ円は132円の後半。
今週は上下動を繰り返す感じで方向感が無かった相場でしたね。上にも下にも行ける相場で互いに争ってる感じ。
現在の位置からすると一度下に動かしたいと思う人達が居そうな反面。今だ円は押せ押せムードもありますから致し方ありませんね。
今はチャートでみても両通貨とも完全に揉み合いです。
【ドル円】
一見すると下押ししていて、さらに一円は下げそうな雰囲気はしています。日足のチャートだと下の雲は薄く、ストキャスティクスは下向き、MACDもやや下向きです。ただし、MACDは0ラインを抜けておらず、現在ボリンジャーバンドのセンターバンドは上向きの状態です。さらに96円ミドルあたりでは200日線も控えてますから、このラインは意識されそうですし現在の相場感なら抜けることは無いのではないかと思います。
上値では100円ミドル~101円ミドルと目標点があると思うので今買って放置していても、いずれは戻って来そうな気はしますが60分足とかでレンジ相場の中で利益を出しやすいかも知れませんが一瞬刈られる可能性があるので怖いですね。
60分足だと遅行線が-3α線にぶつかってるので来週早々は一旦上に行くような気はしてます。
【ユーロ円】
ドル/円と似た感じではあるんですが日足では売りサインが出てるのかも知れないですね。かもしれないというのはボリンジャーの傾きに不満があります。8時間足だと基準線と転換線は下にクロスしてるようです。強いていうならもう少し基準線が下を向いて欲しい。ただしボリンジャーのセンターバンドは下向いてますし、MACDも下向きです。日足の売りサインより先行して8時間足を見ているので順調に行くと日足でもハッキリとした売りが確認できるかも知れません。
ただしドル/円同様に200日線もありますし一目の雲も控えていますから現在の132円後半の位置から1円下げるまで行くとして、さらに行っても131円ミドルくらいで下げとまりそうな感じはしますね。